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New Attitude For Japanese Rock 赤坂BLITZ THIS! ライブ・レポート |
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![]() かつて、佐野元春がこれほど新世代アーティストとの連帯を強めたことがあっただろうか。 8/31(土)、9/1(日)、東京赤坂ブリッツにて開催されたオルタナティブ・ロックイベント「THIS!」。両日とも盛況のうちに幕を閉じた。参加バンドは、それぞれ30分のステージを担当。両日に参加した佐野元春、31日のステージでは、グルーバーズをバックに、5曲を演奏。途中、ヒートウエイブの山口ヒロシを迎えて「君を連れていく」を共演。新・旧の優れたソングライターどうしの共演を、オーディエンスも暖かく迎えた。山口ヒロシはこの曲を、佐野元春トリビュート・アルバム「BORDER」でもカバーしている。
翌9月1日。佐野元春はインターナショナル・ホーボーキング・バンドをバックに5曲を演奏。「バニティー・ファクトリー」、「サンチャルドは僕の友達」など、意表をついた!選曲に、新・旧ファンも騒然。
写真上から順に
ヒート・ウエイブ、山口ヒロシと、「君を連れていく」セッション。
グレート3、片寄と、「サンチャイルドは僕の友達」セッション。
グルーバーズをバックに「ニューエイジ」。
全国ツアーを直前に控えたこの夜のステージは、まさにツアーの予告編ともいうべき、充実した内容となった。ザ・ハートランドから、インターナショナル・ホーボーキング・バンドに。佐野元春が確実に新しい領域に踏み込んだことを実感させるイベントだった。
ハートランドからの手紙#96
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