Welcome to the Heartland Tour 日付/会場:1982/04/28 横浜教育会館 |
お名前:Kurumi 投稿日:Wed, Feb 26 2003 01:24:48 JST |
15歳の私にとって、“ヨコハマ”は大人の街で、しかもあの日は雨 のち曇りだった。 私はドキドキしながら紅葉坂を登った。 グレーな空模様をまとった“ヨコハマ”は、さらに私を緊張させる。 高校入学直後ゆえ、仲のよい友達もできず、何となく憂鬱な毎日。 つまらない毎日から脱出して、少し背伸びできる世界への扉が「元春」 だった。 私は多分、ライブのオンタイムに間に合わなかったのだろう、「扉」 を開けた瞬間。 目に映ったのは、鮮やかな赤のライトに包まれたステージだった。 …眩しかった。 そして、元春はとても弾けていた。 まるで、クラッカーの紐をひいた瞬間みたいに。 受験勉強の時、聴いていたレコードの元春の声とは違う! アレンジが違う!歌詞が違う! ライブのおもしろさ、楽しさにはまった記念日だ。 そして『情けない週末』を歌う前にこの曲は横浜のことを歌っている こと、そしてこんな空模様の横浜の情景を歌っていることをコメントし ていたので、きっとあの日の空が印象に残っているんだろうなと思う。 歌も胸にずしーっときたのを覚えている。 家に帰って私は日記に、『せつなくて、でも幸せな気持ち』とライブ の終わった夜の気持ちを記した。パンフレットに書いてあった言葉か、 元春がライブで言っていたのか忘れてしまったが、その“フレーズ” と、その時の何とも言いがたい“想い”は今も忘れない。 (余談)あの頃のチケットはその時、その時印刷されたもので、確か黄 色地でピアノの鍵盤がデザインされていたと思う。 (ちがってたらすみません) しばらくは、下敷きに挟んで学校に持っていっていた。懐かしいなぁ。 「welcome To the Heartland」 「彼女はデリケート」 「ガラスのジェネレーション」 「NIGHT LIFE」 「SOMEDAY」 「DOWN TOWN BOY」 「Sugartime」 「HEART BEAT」 「君をさがしている」 「二人のバースディ」 「Vanity Factory」 「Do WhatYou Like」 「アンジェリーナ」 「悲しきRADIO」 「マンハッタンブリッジにたたずんで」 「ビートでジャンプ」 「情けない週末」 「バッド・ガール」 全18曲順不同(私のメモが正しければ) |