CLUB CIRCUIT TOUR 「ソウルボーイへの伝言2019」
日付/会場:2019/12/16 ClubCitta’川崎
お名前:らくガキ
投稿日:Fri, Jan 3 2020 12:04:02 JST
Now & Here #22
このライヴハウスツアーで初日10月12日に予定されていた。
この日の数日前にはとてつもない規模の台風が関東地方に接近、
上陸することが確実となり実際のライヴ日時の2日前に公演の
中止決定がなされた。
とても残念でしたが的確な判断が早くになされてよかった。
そしてこのツアーは東京の赤坂を皮切りに始まることに
なりました。
このツアーが始まってしばらくはネット上のうわさ話を横目に、
ちょっとじれったい気持ちでいましたが、
11月のはじめに振り替え公演の知らせがあった。
振替日は何とすべての公演が済んだ後12月16日(月)。
ツアースタッフの皆さん、プロモーターの皆さん、そしてバンドや佐
野さん自身の尽力でこの日にこぎ着けたのだと思います。
心より感謝です。

ぼくは勤め先での永年勤続でもらえる特別休暇をこの日にあてた。
毎日、通勤電車で通り過ぎる街 川崎。
駅前の繁華街のある商業施設La Cittadellaの中の
ライヴハウスCLUB CITTA'
ちょっとした雑用を朝から済まして早めに現地に着いた。
早すぎてライヴハウス前には誰もいない。
タワーレコードでCDを眺めて、ちょっと寒かったけど
施設内にある噴水広場で暇をつぶした。
そろそろかなと思い現地に行くともう人だかり。
チケットの番号順に呼び出されて会場に入場する。
今回、ぼくのチケット番号は幸い、はじめの方の二桁台。
ドリンクをもらって確保した場所はほぼ中央前から4列目くらい。
なかなかいい位置。
開演前までに会場内ではいつものように選曲された音楽が鳴って
いるようでしたが、
何か気持ちが妙に高ぶって聴き取る余裕がなかった。

スタートは噂通りアルバム「フルーツ」より、
このライヴのタイトルにもある「ヤァ、ソウルボーイ」!
続く楽曲はほ昨年の禅ビートツアーでも奏でられたTheCyoteBand
の現在進行形のサウンド。ぼくらへ何かを訴えかけるかのようなス
トーリー性のある楽曲が続く。
とても近い立ち位置で観られたおかげでメンバーの息づかいや指
や腕の動きに見とれて目まいがしそうだった。
そこにはこれまでよりさらにタイトで魂を揺さぶるようなグル−ヴと
最高のボーカル、粋な節回しやキメの素振り、くまなくすべてのメン
バーの神経シナプスがつながり合ったサウンドとして目の前で繰り
広げられた。

「愛が分母」盛り上がった会場の空気を心地よく
力強いスカのビートと歌声がすっぽりと包み込んだ
タイトルがまだ無いと紹介された新曲
”今日と一緒に踏み出して、よりよい明日を夢見てる。”
サビではそんな風な歌詞が聞こえた気がした。
TomPetty & TheHeartbreakersやTheByrdsを思わせる
フォークロックサウンド。
新しいアルバムを制作中とのことですっごく楽しみです!!!

続くいろんな世代をつなぐ楽曲として奏でられた「新しい雨」
やるせない思いを胸にしている男の子に唄うと紹介された
すさまじいアレンジと展開の「純恋」
そして「禅ビート〜優しい闇」継ぎ目のないグルーヴで、
この世界の空気をシャッフルしてここにいる全てのオーディエンスの
心のどこかをがっちりと掴んでいるのがわかった。

アンコールでは「ガラスのジェネレーション」が
久しぶりにコヨーテバンドで奏でられた。
3本のアコースティックギター、控えめな4つ打ちののバスドラとキ
ーボードのサウンド。
みんなで唄おうバージョンて感じかな?! 
ずっとずっと昔、ぼくが十代最後の年にヒト前で仲間と演ったことを
思い出していました。

つづく、コヨーテバンドは強力なスカビートを繰り出し「インディヴィジ
ュアリスト」を迷いや戸惑いを胸にしたここにいる男の子や女の子
たちの心に鳴り響かせていた。

2回目のアンコール。
このツアーでは演奏されることなかった「NEW AGE」が、
ほぼオリジナルのバージョンで 演奏された。

便利で誰もがいきいきと暮らせることを
目指したはずのるはずの現代。
どこかで奇妙な日々に迷い込み、ますます生きづらい世界。
「数え切れない痛みのキス〜」                   
「君と今夜は闇をくぐって小舟をこぎ出したい!」          
「ル、トゥトゥールゥ、トゥルトゥル、トゥール!!!」

1983年の冬に制作された楽曲が、2019年の冬にリアルに共鳴し
てこのツアーの最後を
まとめ上げていたように感じた。

年が明けて2020年
ぼくにとっては佐野元春さんがデビューしてから40周年!!
佐野元春の底なしの才能、強靱な精神、
そして体力、好奇心と運命を、めいっぱい讃える年。
そして遠くからずっと応援出来てきた自分にあらためて
誇りを感じることが出来る年となると思います。

この先もBeatは続いてゆく!

どうもありがとう、佐野元春&The Coyote Band !!!!!