Where are You Now Tour 2022
日付/会場:2022/06/12 神奈川県民ホール
お名前:らくガキ
投稿日:Sun, Jul 3 2022 18:16:59 JST
Now & Here#27

2022年6月12日(日)
佐野元春&TheCOYOTEBAND
Where areYouNowTour2022at神奈川県民ホール


前夜まで降っていた雨も上がり、今朝はお天道様も顔を出しいいお
天気。週に1度の早朝ジョグも距離を1キロ減らして今夜のライヴに
備えた。

お昼頃から空の様子が思わしくなく雨雲が一気に広がり始めてき
た。そうしているのもつかの間、暗い空を眺めていると土砂降りの
雨。通り雨のようですぐに雨は上がり、再び陽が照り始めました。

空の様子を見ながら家を出て、
いつもの赤い電車に乗って横浜駅まで…。
今回はこの駅から港に沿った臨港パークをのんびり歩きながら神
奈川県民ホールへと向かおうと決めていた。

東口から運河を渡り貨物線を歩道橋でまたいでから臨海パークに
沿って山下公園へと向かうコース。
先ほどの土砂降りの雨も上がり公園にはたくさんの人々が思い思
いの午後を過ごしていた。
気持ちのいい潮風と暖かな日差しを受けた人々の隙間を縫ってぶ
らぶらと歩きながら思っていたより時間をかけて山下公園に到着。

神奈川県民ホール前にはすでに今夜のオーディエンスが扉が開く
のを待って長い列を作っていました。

午後4時半過ぎ、まだ外は明るく港の賑わいを感じながら & #160;徐々に
列は前に進む。一連の感染防止手順を済ませて入場。いつも通り
に早速、席を確認。
今回は何と前から4列目!藤田顕さん側!

しばらく腰掛けて今回のツアーのために選ばれたBGMに浸りなが
らこれからショウが始まるステージをぼんやりと眺めていました。
今回の開演前のBGMは、最近のヒット曲に疎いぼくには全く聴きな
れない曲ばかりでしたが、とてもナチュラルでアコースティックな響
きが心地よかった。

開演時間が近づくとスタッフの方々が慌ただしく
ステージ上を出入りする。
会場に聴きなれたTheBandの「TheWeight」が流れてきた。
開演を待ちわびたオーディエンスの心に灯がともり、その楽曲にみ
んなの手拍子が徐々に重なる。
続くオールディーズサウンド、流麗な弦の響きと女性ボーカル。
このツアータイトルにちなんだ楽曲「Where areYouNow,MyLove」
(JackieTrent)
バンドのメンバーが各々の場所に立つ。
佐野元春がセンターに立つ。
カウントがコールされサウンドがあふれ出す。

「彼女はデリケート/ハッピーマン/ByeByeC-Boy/I'm
inBlue/VanityFactory」

かつて十代だったぼくの青臭い心をヒットした楽曲たちが軒を連ね
て、ずいぶん遠くまで来た今のぼくの心を激しくノックした。

「HeartBeat」スローなグルーヴ、ストーリーを紡ぐヴォーカル、キャ
ンディアップルレッドのストラトキャスターを脇にずらしてブルースハ
ープを奏でる。
たたずまいとハープの響きと繊細なサウンドにグッと来た。

それらは、佐野元春サウンドを知り尽くした最新のコヨーテバンドの
音さばきとコーラスが、アレンジはそのままでいながら格別なグル
ーヴを今この時に響かせていた。

最新アルバム「ENTERTAINMENNT!」からの2曲は
ライヴで聴いてみたかった楽曲。
とてもライヴに映えるコヨーテならではのバンドサウンド!

続くコヨーテバンドがこれまでに築き上げた楽曲たちは、
ぼくらが今日ここに集えた事を祝福し、今この世界で起こっている
状況への意識を明確に掲げながら、立て続けにそして畳みこむよう
に火花を散らしてぼくらを抱きしめていた。

「禅ビート」今も続いている戦争への意志表明
「愛が分母」でのマイクアクションに滲み出る矛盾への苛立ち。

そして、今までリリースされた楽曲の中でも陰に
埋もれがちだった楽曲
「食事とベッド」が演奏された。
スライドギターや多彩なリズムで
伸びやかさと、じれったさを同居させた
とてもユニークでソリッドなサウンド!!

すぐ近くでは、笑顔と幸せな気持ちにあふれた
女神たちの無邪気で元気いっぱいのダンス!
艶やかで優雅なダンス!

アンコールでは
遠くの空、豪雨の前に轟く雷鳴、ここにいる事を祝う花火、
砲撃を喰らったかのようなドラムスのフィルイン。 
時の重さを背負ったイントロが地を這う。
どれだけ歩き続ければいいのかわからない道のりを、
そこで生き延びてきた魂を、叶わぬ願いを、
そしてここにいるぼくらの生を、
「SOMEDAY」の旋律とアンサンブルとコーラスが
軽やかに、そして暖かく照らしていました。

ライヴ演奏の合間に桑田佳祐さんと
「時代遅れのRock&RollBand」のことに触れた。

「彼とはデビューも近く、メインストリームを行く桑田佳祐、オルタナ
ティブを行く佐野元春との違いはあれど80年代から続く同じ汽車に
乗って同じ景色を見てきた仲間だとずっと思っていた。」

すべての音楽ファンはこの素晴らしい楽曲と5人の
コラボレーションを企画して行動して立ち上がった
桑田佳祐さんに感謝して賛同して拍手を送っている。

80年代、90年代、2000年を駆け抜けて、
途方もない災害、そしてパンデミックと戦争......。

ずっと荒地を駆け抜けてきたロックトレインの最後部車両に
振り落とされないようにしがみついて何とかここまでやって来た。
そして今夜も、つたない言葉とおぼつかないリズムを
古びたバッグに詰め込んで過去から今、
そして未来へと流れていく車窓の外の景色を眺めてた。

積み重ねられた大切な日々。
時々、疲れ果てて、嫌気がさす。
夢と現実の境目がぼやけている。
「何処にでも行けるけど、何処にも行けない 
GeeBopDoBeDoo......。」

次に立ち寄る駅ですれ違う誰かの深いため息と
微かな望みを感じながら
「今、ここ」にいるじぶんのよりよい行き先が何処なのか
考えてたら....... 

目が覚めた。