名盤LIVE Sweet16
日付/会場:2022/11/23 KT Zepp YOKOHAMA
お名前:らくガキ
投稿日:Sat, Dec 10 2022 21:21:45 JST
Now & Here #30

2022年11月23日(水)祝日 第2公演 天気は雨

今回、ぼくにしては珍しく手に入れたいグッズがあったので
早めに会場に到着して開場前に列に並んだ。
雨降りで結構寒いはずだけど気になることなく、
入場したらしっかりとおまけのビールを飲みほした。
ロビーではSweet16にまつわる様々なものがて展示れていました。
特に目を引いたのが銀色の限定仕様のホンダ モンキー!
このアルバムのプロモーションで使用されたバイクだと思うけど
まさか実物にここでお目にかかれるとは思わなかった。

どうでもいいけど、ぼくは16歳の誕生日を待ち構えて
原付バイクの免許を取った。
初めて乗ったバイクは真っ赤なヤマハのパッソル!
後ろのガソリンタンクにBIG APPLEのステッカーを
貼って走ってました。

今回の席は前から6列目下手側のはじっこの方 
ギター藤田顕さん側!
この会場は2度目、前回はちょうど1年前の
THE COYOTE BAND ZEPP TOUR
この時は今回の席の真反対上手側だったのを思い出した。

近くではこの会場の音響の良さを誰かが力説されていた。
ぼくはいつからか片耳がぶっ壊れかけてるので本当の音の良さは
残念ながらよくわかっていない…。
けれど音楽を感じてすくい上げるのは耳だけじゃ
ないような気がしていてまだまだ最高のグルーヴを
求める気持ちは持ち合わせているつもりでがんばってる。

ステージ上には黄金色になびくイメージがバックに
掲げられている。
これって SeeFarMilesTour Part2でも見かけた
イメージのような気がした。

開演の定刻ちょっと過ぎ
会場は暗転 さり気なく音声が流れてきた
ブルルン...バイクで誰かのうちにお届け物
デリバリーの方とお家の方との愉快なやり取り
正面の映像ではCDがプレーヤーに吸い込まれる。

雨と雷のSE ハウスサウンドのグルーヴ!
Yeah!はじまった!  Mr.OutSide!!!!!!!!

その時々の素晴らしいいサウンドを聴かせてくれる
グランドロッケストラがあるけれど
今回のSweet16 Grand Rockestraはただの
アルバムカバーバンドではなくゴージャスなグルーヴと
緻密なアンサンブルがレコードに刻まれたサウンドを
立体的にそして今、この街の片隅であらためて
混迷の扉をさらに
叩いているかのように鳴らされた。

世界地図が広げられたアルバム。

そのサウンドの中、特筆できるのは佐野元春の歌唱。
かつては酷使されて声帯が弱ってしまっているように
思えた声が本当に気持ちよくシャウトから繊細なものまで
上手くコントロールされ現在の佐野元春のヴォーカル
としてこのバンドの中で最高にグルーヴして
転がっていたのが心地よく、心からうれしかった!

年をとればとるほど、時間て何なんだろうって思う。
バイクの免許をとった16歳の頃の自分と今の自分
何かが変わった?いくらかの経験はしてるけど成長してる?
でも今の信頼できるお兄さんたちを見ていると年齢は
ひとつの目安で、心がけでいくらでも先に行く道は
あることを感じさせられる。

30年前、リリースされたばかりのこのSweet16アルバムを
抱えて北海道を旅行したのを憶えてる。
ぼくの人生の中のかけがえのない経験。

SeeFarMiles Tour Part2では聴けなかった 
Pop Childrenも最高のファンキーサウンドで聴けた!

かつてのぼくは今思うといろいろなトラウマとトラブルを
自ら巻き込んで自分なりの落とし前を付けるための時期を
さまよっていた気がします。

隣のきれいな女性は涙ぐみながら十代の頃の
思いをつぶやいていた。
そして最高のロッケストラのサウンドに身を委ねながら
美しく揺れていた。

ぼくもあ頃、Sweet16アルバムとふたつのツアーの中で
真っ白な稲妻 横殴りの雨 銀色の雨の雫 
澄み渡る泣けそうなほどの青い空 誰かの心に掛かる虹を
間違いなく見たんですよ。

そして、あの時見た事は間違いじゃないってことをあらためて
このZeppYOKOHAMAで思い知ったんです。

どうもありがとう!Sweet16 Grand Rockestra
粋なファンキーガイ 佐野元春

そして、永遠なれ、THE HEARTLAND


追記 小さな四角いアルバムジャケットの缶バッチが愛しい…。