GREENING OF THE WORLD
日付/会場:1990/12/21 東京ドーム
お名前:コスモX
投稿日:Sun, Nov 18 2001 19:34:44 JST
GOW。オノ・ヨーコが提唱する地球環境問題を考えていくイベントであ
る。1990年、亡き夫、ジョン・レノンの生誕50周年というメモリアルイ
ヤーということで、遂にヨーコが東京のステージへ。場所は東京ドーム
で、慌ただしい年末の2DAYS。しかも、これでもかというぐらいのゲス
トたちが国内外から集結し、前代未聞のジョン・レノン、リスペクトラ
イブギグとなったわけなのだ。まったく、最近行われたミ○チルたちが
演ったものとかとは比べ物にならないんだな、これが。さて、その参加
アーティストたちのメンツをざっとご紹介しますと、海外からマイル
ス・デイビス(最後の来日になってしまった)、ナタリー・コール、デイ
ブ・エドモンズ、ホール&オーツ、ショーン・レノン、リンダ・ロンシ
ュタット、国内からは細野晴臣、高橋幸宏、久保田利伸、喜納昌吉&チ
ャンプルーズ、忌野清志郎、いまみちともたか、内田裕也、宇崎竜童、
財津和夫、甲斐よしひろ、小野リサ、シーナ&ロケッツ、そして我らが
佐野元春、などなど。冒頭これらの出演者たちがずらりとステージに登
場し「パワー・トゥ・ザ・ピープル」を熱唱。そして泣く子も黙るシェ
キナベイベー裕也おやじがマイクをしっかと握り、「トップバッター
は、佐野元春!!」と叫んだ! 裕也おやじに紹介される元春、というの
もなんだかかなり衝撃的だが、なんとトップバッターときたもんだ。元
春目当てに来た僕などは、そういうわけで出だしからヒートアップ状態
に。何を歌うのだろうと思っていると、聴いたこともない打ち込み曲の
イントロが流れてきた。お、新曲か!?こんなところでスベルナヨ元
春...と訳のわからない心配をしながら耳にしたその曲は、なんと元
春流にアレンジされた、めちゃめちゃカッコイイ、ビートルズの「レボ
リューション」だった!!しかも隣でギャンギャンギターかき鳴らしてる
のは、おおハートランドギター長田ではないか!!うーむなかなか渋い展
開。トップバターに恥じないアピールに興奮もさらに増していくという
ものだ。2曲目はオノ・ヨーコとショーン・レノンを呼び、同タイミン
グで発売されたスペシャルCDから「エイジアン・フラワーズ」が演奏さ
れた。CDには入っていなかったが、ヨーコ独特のトリッキーコーラスが
東京ドームに鳴り響き、若いオーディエンスたちが一瞬にして引いてた
のがザマァミロ的な感動であった。ウラウラウラウラウラ〜という不気
味なボーカルパフォーマンス、これこそヨーコの真髄。元春も長田ギタ
ーも併せてシャッフル全開。あぁ幸福な瞬間。元春がこれまでドームで
演ったのはこれ一回きりの筈(2DAYSで正確には2回ね)。というわけで
はないが、もっと伝説的に語り継がれていいライブだと思いますよ。当
時BSでオンエアされたので映像はどこかに現存しているはず。こういう
レアアクトをまとめたアウトテイクスvolume.2を企画してほしいよね。

因みに余談ですが、元春と共に圧倒的迫力で会場の話題をさらっていた
のは、当時まだファーストの輸入盤すら日本に入ってきていなかった、
この時が初来日のレニー・クラヴィッツ。3ピースバンドで「コール
ド・ターキー」を絶叫。みんな「誰!?かっこいい!」の連発でした。