共演盤『トーキョー・シック』と佐野元春監修の
雪村いづみ 60 周年記念ベストを同時リリース。
1953年に15才でレコード・デビュー。元祖・三人娘 (美空ひばり・江利チエミ) と呼ばれて活躍し、75歳を迎えた今もなお圧倒的な輝きを放ち続ける国民的シンガー雪村いづみ。デビュー60周年を祝し、佐野元春がプロデュ ースした2作品が2月12日 (水) にリリースされる。
「かつて僕の両親が恋人同士だった頃、ふたりはよく新橋のダンスホールで踊っていた。僕が生まれる以前の話だ。そのダンスホールには、まだ十代だった頃の雪村いづみが専属歌手として唄っていた。僕の両親は 彼女の歌声に合わせて踊り、ロマンスを育んでいたのだ。両親が生きていたら、今回の雪村さんとのセッション を見て何と思うだろう。」(佐野元春/アルバム『トーキョー・シック』ライナーノーツより)
佐野&雪村の共演盤『トーキョー・シック』と雪村いづみオールタイム・ベストアルバム『スーパー・シック』。佐野元春がプロデュースしたこれらふたつのパッケージは、戦後の日本ポップ史を今に繋ぐ重要な価値を帯びたプロダクトといえるだろう。