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時はハチミツ
まとわりつくからスピード
ボンネットに星影
いつも一緒
トライアングル
ガソリン臭い天使達
再び路上で
元素記号を
さがしはじめる
キミみたいな無党派のために
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少年の頃
ハチの巣にもぐりこみ
ハチを抱いて眠った
少し成長して
TVにもぐりこみ
バットを抱いて眠った
また少し成長して
地下にもぐりこみ
マシンガンを抱いて眠った
やがてまた少し成長して
満員電車にもぐりこみ
ドラッグを抱いて眠った
そして1983の初夏
ビック・アップルにもぐりこみ
ピアノを抱いて眠った
今オレは 小さな反抗を試みながら
マディソン街を
歩きつかれ
やがて街灯の下で
眠ってしまった
zzz.........
気がついてみると
オレは マンハッタンの街全部を
抱いて眠っていた
'' Oh my god ''
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TVを食べた
西セントラル・パークでサイレン
テレフォンを食べた
隣人に災難
朝食だった
午前中
ほどよい歩幅といい天気
「さびしくない」と相棒
ひらめのニューバーグ 食べた
52nd Ave.でパレード
オイシカッタ
オイシカッタ
やわらかく交わろう
ベットは いい天気
ペシャンコになったベイビー
朝食を食べた
誰れにでも
競う気持ちは ある
オーディションを食べた
僕はこの街で
失業している
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ウィルはピンボケ
アドバルーンで遊んでいる
いつも必死なので
時々 的をはずしてしまう
ウィルの囲りの人々は
金を稼ぐのに夢中になると
いつしかウィルを見失う
ウィルはシャツを手に入れて
気にいるとそればかり着ている
銀の雨がウィルを濡らし シャツは台無し
眠たげな世界をかたわらに
ウィルはドライヤーでシャツを乾かす
それでも気まぐれは起こる
街路でウィルを待つものはいない
絶望的な断絶
女友達のストロベリ−・パイ
リアルな現実 本気の現実
キッチンのドアに手をかけて
自転車の修理をおもいだす
昨夜の人々は確実に
利息で愛を喰いつないでいる
ウィルの予感にマチガイなければ
「そろそろ行かなきゃ」とウィルは言う
「もう一度きかせてほしい
オレに何を望んでいるんだ」と彼の友達
「何でもないよ 何でもないよ」
「他に伝えておくことは」
ウィルは小さく首を振る
「ビールでも買ってこようか」
友達は遠くを見ながら言う
ボード乗り場に人影もまばら
5月の風にTシャツが揺れる
広場のまん中で陽射しが陰る
子犬が飼い主にそっぽを向いている
マーケットでは果物が売れている
リアルな現実 本気の現実
ウィルはピンボケ
アドバルーンで遊んでいる
いつも必死なので
時々 的をはずしてしまう
寝ても ウィル
覚めても ウィル
彼女は ウィルに夢中
ウィルがうらやましい
ウィルの美声の持ち主
小鳥達のさえずりも色あせる
ラジオで彼の歌が流れると
世界中の女性がうっとりする
かなりの富を手に入れた
欲しい物の大部分を手に入れた
でも ウィルはとてもさびしい
ナンバー・ワンのひとりぼっち
プールサイドに腰をかけて
ウィルは遠くをながめている
となりでガールフレンドが眠っている
サンタン・ローションの午後
リアルな現実 本気の現実
子供はビーチマットに空気をいれる
真っ赤な顔をしてイッショウケンメイ
でもいつまでたってもふくらまない
小さな穴ぼこに気づいていない
ホット・タブに恋人が二人
さっきからずっとキスしてる
スペイン系とフランス系
二人の影が太陽に焼けついている
ウィルは犬を飼っている
世界でいちばんおかしな犬
ウィルがハープを吹きだすと
庭中グルグルかけまわる
ウィルの親せきはとても陽気だ
でも知っている者はひとりもいない
彼らがどこからやってきて
どこに去ってゆくのかを
リアルな現実 本気の現実
娼婦から財産家の女まで
失業者からエグゼクティブまで
エキストラからメインアクターまで
ウィルを正しく評価できる者はいない
小さな声で一晩中
小さな声で一晩中
ウィルは誰かにささやき続ける
明日はウィルの誕生日
君も聴いたことがあるかもしれない
苦悩の端でふるえている
けれども少しだけユーモラスな声
ウィルがわからない奴もいる
彼らは自分を「完ぺき」だという
ウィルは美声の持ち主
誰の前でも「無」に唄う
街角でタイプを打ちながら
いつしかノイズも伴奏に変わる
リアルな現実 本気の現実
寝てもウィル さめてもウィル
彼女はウィルに夢中
ウィルがうらやましい
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いつしか
目の前に現れた
空腹なバンビ
まばたきもせず
夜を散らかし
名もないレグを
何の手続きもなく
交わしてくる
海はなま温かいんだ
細胞はまどろむんだ
コーヒー色のカオスだ
オレは 大好きだった ソレを
オレは しばらく見つめていた
太陽にさらされたダメージが
永遠に ポジティブに
こぼれ落ちてゆくのを
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N.Y.C.1983
オレは巣に戻りそこねた魚だった
ここに来て初めての夜
ケネディー空港からマンハッタンの街中に至るまで
タクシーの中で ずっとオレは
イースト・リバーの重たいうねりを感じていた
始めの1か月間
セントラル・パーク・ウエストにある安ホテルに
仮の宿をとった
シャワーを浴びながらオレは
向かいの窓から聞こえてくる
Princeのファンクが
せつなく飢えた街の鼓動と
同期するのをみていた
すべての幻想を打ちくだくことから始めてみた
ストリートからストリートに
真夜中から朝に
届けるつもりだった花束は
E.14thの巨大なガベージに
捨ててしまった
サマータイム
からっぽのワシントン広場
できるだけ抽象的な格好で
噴水にDiveする
この街に来てから
初めての友達が ドラッグで死んだ
ブラボー、ブラボー
午前2時の Danceteria
光の束にうずくまり
すすけた騒音に身を震わせ
16ビートのすき間にもぐりこもうとする
電気的なカンガルー達
休むひまもなく
ミニチュアの野性をかじり続ける
柔らかい熱を蓄えた月の光が
この街の狂気を蒸留する頃
オレ達はバルコニーにテーブルを置いて
夏の終わりをくつろいだ
ミッドタウンの一部が
サイエンス・フィクションのように
青白い光を放ち
時々 通り過ぎる救急車のサイレンでさえ
全世界でいちばん 愛しいノイズに感じていた
パークアベニュー・サウスを歩きながら
オレとバッファローから来たモーホーク男は
互いに絶望のパーカッションをたたき続け
喜びや怒り、意識、感情、Sex、愛、
そして生活について
いつくかの言葉を交したあと
温かいオニオン・スープにありついた
凍てついたクリスマス・イブ
48th.ストリートでギブソン・バードランドを手に入れた
アンプリファイアで増幅された
恋人の優雅な金切り声が
街中にひびきわたる
君は西側の壁にもたれ
オレは東側の窓辺に立ち
毎秒 街路にこぼれ落ちる
新しい生命達をみつめながら
N.Y.C.1983 最後の夜を
心から祝福した
ニュー・イヤーズ・ディ
死の砂漠を行進する
ペンギンのように
無邪気な瞳のロニーは
「絶望がみえる」
と言った
チャイナタウンの魚市場
国籍不明の魚達をながめながら
街の詩人達は憂鬱な恋を競う
リアリスト
と呼ぶには
観念的すぎる
すべての若き
Junk Junk Junk
オマエの輪郭をなぞりたい
昨日買ったクレパスで
時々 はみだしながら
オマエの架け橋を渡りたい
登ったり落ちたりしながら
直したり壊したりしながら
幻の中で夢をみている季節が
通り過ぎようとしている
近所の連中はオレのピアノにケチをつける
「調子っぱずれはやめてくれ」
「調子っぱずれはやめてくれ」
オレ達にも調律の時期がやってきた
準備を少しずつ整えながら
混乱のレンゲ畑からたった1本
オマエにだけぴったりと似あう
新鮮なレンゲを摘み上げてみよう
やがて若くてきれいなその夢も
アンティークなリズムを奏ではじめてしまう
闇と光とがひとつに結ばれるまで
クロスワードパズル解きながら
今夜もストレンジャー
これはすべての
現在に関わりある人々についての
ストーリなんだ
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Dovannaのアパートメント
キッチンの片隅で
マクルハンのセクシャルなVisionが
背伸びする
何て怠惰な彼女の骨格
朝日を全身に浸みこませて
故に彼女は風
故に彼女は鳥
故に彼女は花
故に彼女は月
この惑星の実りある
やさしいVoiceに
耳 傾ける時
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ベットから起きだし
日常への扉をくぐる瞬間
僕は 非常に激しく
朝の神秘を感じる
さらさらした 都市の朝
秋虫の音 ツグミの声
ボイラーのうなり 木々のざわめき
友達の何人かが 'LIFE' を解雇される
友達の何人かが 'SOUL' を傷めいている
コーン・フレイクの憂鬱
ビタミン剤の退屈
N.Y.C.から来た友人は言う
「トウキョウ ハ クレイジー」
「東京 は クレイジー」
ニューヨークは正気か?パリは?ロンドンは?
ベルリンは正気か?
新たな指標をもたない 現代都市の幻影が
私達の朝の食卓を徘徊する
太陽がもう少し昇ったら
彼女にはくちなしの花を贈りたい
「メッセージは明確になってきた」という
メッセージを添えて
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朝起きて、レコードを聴く
60's 70's 僕の気に入っているVOICE達
時には激しく、時にはせつなく
時にはラフに、時には拙く
君が一緒で良かった
朝起きて、服を選ぶ
名もないトランクス 5年前のシャツ
誰もステキだとは言わない
かまいはしない
I like THIS, I like THIS
君が一緒で良かった
朝起きて、キッチンに座って考える
形のくずれた卵、ありのままのトマト
ふぞろいの食品達
I like THIS, I like THIS
タベテしまえば同じ
君達が一緒で僕もうれしい
誰もステキだとは言わない
かまいはしない
I like THIS, I like THIS
君が一緒で良かった
朝起きて、キッチンに座って考える
形のくずれた卵、ありのままのトマト
ふぞろいの食品達
I like THIS, I like THIS
タベテしまえば同じ
君達が一緒で僕もうれしい
みんな欲しがる'完全な製品'
近代工場から送られてくる毎日毎日の消費物
誰もが自動的に求めてしまう
彼女は偉大な'完全な製品'
神の意向により?
僕はそうじゃないと思う
完全
完全
一度僕は捨ててみよう
すべての'完全な製品'
ほんとうに彼女が必要になる時まで
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UNTIL
UNTIL
乾いた記号を
食るように
唱えながら 街路を縫っていく
コンクリート・フィッシュ達
それぞれの時間に
まにあえばいいが
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幼い僕は泣いた
君が勇気を見せたとき
なぜなら僕には
勇気がなかったから
幼い僕は笑った
君が失敗したとき
なぜなら僕もよく失敗したから
幼い僕は怒った
君が闘いを挑むとき
なぜなら僕にも
理由がわかっていたから
幼い僕は空を駆けた
君が誰かを助けに行くとき
なぜなら君が
手招きをしたから
幼い僕はうれしかった
君が誰かに抱きしめられたとき
なぜなら僕も
誰かに抱きしめられたかったから
君は朝起きて
家族と食事をし
制服を着て学校に行った
君は恋をして
友達と遊び
無茶をして
大人から叱られた
まるで僕と同じように
まるで僕と同じように
一度 君が歩くときの
靴が擦れる音を真似たことがある
でも僕の靴は違う音がした
やがて君は英雄になった
君は愚かな人類のために犠牲を払い続けた
君はその愚かな人類の仲間入りをしたいと願った
僕にはどうすることもできなかった
そして君は
僕の英雄になった
幼い僕は残酷だった
君がアンドロイドと知るまでは
なぜなら僕には愛も正義もなかったから
君がいなくなったとき
幼い僕は泣いた
さびしかったからではなく
なぜなら僕は
愚かな人類の子供だったから
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大事なものだと知っているのに
君はそれを捨ててしまった
大事なものだと知っていたのに
君はそれを投げ出してしまった
気分をかえて 契約はどこかに捨ててしまえ
僕らはもっと夢を見ることができる
もし君が望み続けるなら
おはよう僕のメリンダ ごきげんいかがですか?
君ならばもっとうまくできたはずなのに
目の前のくすんだ夜明けに
あと少しだけ手が届かないだけさ
失うものばかり多すぎて
手にするものはほんの少し
君と同じ夢は見れないけれど
夏が来るまでには 傷もいえて
二人 リンゴとシナモンのようになかよし
時々思う
何が報われて 何が報われなかったのか
君を愛したい
けれど涙が止らない
僕らは未来への遥かな想いを胸に 旅に出る
いつか僕が死ぬとき
きれいな声が聞こえたらいいな
僕らはもっと幸せになれるはず
僕らはもっと陽気になれるはず
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柔らかく気の触れたこの世界
くるおしく踊る君を見てる
街では救世主達に溢れて
誰もが幸せに滅びてる
真夜中に漂うサテライトニュース
電話のベルで聞こえない
君の唇 君のムード
自由な世界が好きさ
街あかりの消えた夏の午後
見捨てられた子供達の群れ
退屈な夜が訪れる
罠に気づくのはむずかしい
街路にさざめくバイオレンス
まばたきをしているひまもない
すこしづつ命がかくれてく
今夜はまともじゃいられない
「帰らなくちゃ」と君は言う
窓辺に揺れてるシルエット
どしたらいいのかわからない
君に恋してしまいそうさ
彼女はナイーブなナイチンゲール
でもナイーブのままじゃいられない
甘いパヒュームにくるまれて
壊れた月にささやく
柔らかく気の触れたこの世界
くるおしく踊る君を見てる
街では救世主達に溢れて
嵐の後の青空
嵐の後の青空
嵐の後の青空
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君は3個のダイヤモンドを掘りあてて
そして4個のダイヤモンドをなくしてしまう
やがて眠たげな太陽が色褪せたとしても
君は大丈夫さ It's gonna be alright...
Pop Children with a New Machine
Pop Children with a New Machine
天国が君をみつめている
Pop Children with a New Machine
真夜中の冷蔵庫に手をかけて
そして本当のことが知りたいんだよ君は言う
食べかけのピザをそっとかたずけて
誰も聞こえない声で君は歌ってる
Pop Children with a New Machine
Pop Children with a New Machine
天国が君をみつめている
Pop Children with a New Machine
明け方にチキンスープを飲み干して
そして退屈なんかじゃないぜと君は言う
くしゃくしゃのベッドに座り込んで
君はビデオフィルムのエンドマークを探してる
Pop Children with a New Machine
Pop Children with a New Machine
天国が君をみつめている
Pop Children with a New Machine
暖かい夜に隠れている
空っぽの電話ボックスにもたれている
世界が新しく始まるまで
気取り続けるのもステキだぜ
君は3個のダイヤモンドを掘りあてて
そして4個のダイヤモンドをなくしてしまう
やがて眠たげな太陽が色褪せたとしても
君は大丈夫さ It's gonna be alright...
Pop Children with a New Machine
Pop Children with a New Machine
天国が君をみつめている
Pop Children with a New Machine
Pop Children with a New Machine
Pop Children with a New Machine
天国が君をみつめている
Pop Children with a New Machine
Pop! Pop!
Pop! Pop!
Pop! Pop!
Pop Children with a New Machine
Pop Children with a New Machine
Pop Children with a New Machine
天国が君をみつめている
Pop Children with a New Machine
Pop Children with a New Machine
Pop Children with a New Machine
天国が君をみつめている
Pop Children with a New Machine
Pop! Pop!
Pop! Pop!
Pop Children with a New Machine Yha...!
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シャンゼリゼ・ブルーバードでの爆発
まともでいさせてほしい
ホテル・ルイジアナ
J・P・サルトルの影
7:00A.M.
朝の街頭市場
マグロの頭
山積みのマスカット
まともでいさせてほしい
Cafe de Domeでの会話
床にまき散らかされたコショウ
沈黙の訓練
オデオン劇場のあたりをうろつく
ミューズの決意
20ANSの広告ポスター
フォーカスの甘い 欲望
どうか
まともでいさせてほしい
ラジオFIPから Jazz. Jazz. Jazz...
そして
Super Natural - Electricな
遊牧の民
歓びの民
ザイールからの音楽大使達
まともでいさせてほしい
カプチーノよりも濃く
エスプレッソよりはうすく
混ざりあい あわだちあい
何てマーブルな
パリの夜
再び自由は
積み重ねられていく
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