ハートランドからの手紙#156
掲載時:2003年10月
掲載場所:音制連会報誌
掲載タイトル:音制連主催イベント 'In the city ーそして僕は唄を書いた' 参加に寄せて

ポップ・ソングとは、言ってみれば、世間からのこの'FAQ'(頻繁に問われる質問事項)に対する、少しだけ気の利いた回答なのだと思う。

僕は言葉と音楽に真剣に向かい合っている同時代の、すべての、同業のソングライターたちを擁護する。「擁護」という言葉は傲慢か?であるなら、「同情」と言い換えてもいい。

良いメロディーが書けて、良い言葉を紡くことができて、それを歌えるということはスゴイことだと思う。

4人の才能ある男性シンガーソングライターと、連なる国内のSSWたち。彼らとの出会いがうれしい。

佐野元春


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