佐野元春&THE COYOTE BAND - Maniju:リスナーからの感想
アルバムに寄せて 各曲レビュー

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steps Expand excerpt 発売日翌日にショップに取りに行き、まだ一回聴いたばかりのほやほやの感想です。 メモをとりながら聴きました。まず驚いたのは佐野さんの変幻自在ぶ... 発売日翌日にショップに取りに行き、まだ一回聴いたばかりのほやほやの感想です。 メモをとりながら聴きました。まず驚いたのは佐野さんの変幻自在ぶりです。4曲聴いたあたりで、ノートの最初の行に戻り「他のどのアルバムとも違う!」と走り書きしていました。この言葉は、のちに聴いた「レディオショー盤」で佐野さんが同じ言葉を使っていて嬉しかったです。さまざまな言葉の断片は空想の余地を残してくれていて、あれこれ思いながら聴くのは楽しいです。バンドの演奏も素晴らしいし音もすごくいいです。どの曲もきっかけは佐野さんの心情から生み出されていても、単なるポップソングアルバムではなくて、普遍的な芸術作品の域に昇華させていて本当にすごいと思いました。
scorpion Expand excerpt アナログ盤を聴いた。MANIJUは 音の鳴る本になった。 誰よりも親しい友だちみたいに、時には厳しい父親のようにいろいろな話を音楽で語ってくれた。 ... アナログ盤を聴いた。MANIJUは 音の鳴る本になった。 誰よりも親しい友だちみたいに、時には厳しい父親のようにいろいろな話を音楽で語ってくれた。 きっともうずっと思ってきたことなんだろうな、ずっと言いたかったことなんだろうな、と思った。 途中途中に今まで聴いてきた音楽のワンフレーズが顔を出して挨拶してくれた。言葉が音楽からはみ出しそうになっても関係なく、音の隙間をひょいと乗り越えさせる。手品師のような、言葉の猛獣使いのようなそのマジック。奏でられたものすべてが、時を絵にして見せてくれる中で、物語りは始まりそして終わった。 いつまでも抱きしめていたい、音の鳴るその本。 大事なことはいつもとてもシンプルなんだな、と思った。
furuya45rpm Expand excerpt Maniju2日目。 昨日とは印象が、がらっと変わってしまいました。 不思議な輝きを放ち始めました。 それにしても、 「ああ、佐野さんだなあ!」... Maniju2日目。 昨日とは印象が、がらっと変わってしまいました。 不思議な輝きを放ち始めました。 それにしても、 「ああ、佐野さんだなあ!」
枝豆 Expand excerpt 昨日購入して、二回聴きました。 佐野さん、本当にクオリティの高いアルバムを本当にありがとう。 3・11の震災や、ここ数年のポリティカルな状況な... 昨日購入して、二回聴きました。 佐野さん、本当にクオリティの高いアルバムを本当にありがとう。 3・11の震災や、ここ数年のポリティカルな状況など、傷つきつつ生きている人、たたかっている人、心の叫びをかかえている人、つかれている人...そうした人々に寄り添い、癒す言葉にあふれた一枚だと思います。 どの曲も素晴らしいし、もっともっと演奏や言葉を味わっていきたいですが、さまざまな混乱の中で言葉の意味が喪失しつつある今日、その混乱状況をエネルギー源にして、すごいパワーで言葉を放っている佐野さんがすごいと思いました。 朽ちたスズランは、私的には、ボブ・ディランの「激しい雨」などの啓示的なイメージを思い起こさせます。また、「心が通じない人もいるんだよ」という語りかける口調が独特が、故・高田渡さんの歌にも少し似ていて、たたかい傷ついている人への優しい癒しの言葉として沁みます。
Funny-b Expand excerpt 駅までダッシュして電車に飛び乗り流れる汗を拭きつつイヤホン装着。 1曲目から全身トリハダッ! ダラダラ汗かいててトリハダも止まらないって、ハタ... 駅までダッシュして電車に飛び乗り流れる汗を拭きつつイヤホン装着。 1曲目から全身トリハダッ! ダラダラ汗かいててトリハダも止まらないって、ハタから見たらコーネンキーで開けたくない次の扉ガチャガチャしてるただのオバ(以下自粛)だけど、いや、違うの〜っ!今スッゴイの聴いてんの〜っ!と大声で叫びたいぐらいコヨーテ達が凄すぎるっ!こんな満員の通勤電車の中で10代のときの最初に針を落としたときと同じ感度を味わうとは。あぁ〜またトリハダが。 これからヘビロテしつつ、ツアー発表をお待ちしております♪
prince19993121 Expand excerpt 苦い現実 招いた現実 すべて我々が受け入れよう だから 未来には 我々が希望を伝えよう そう言われた気がして。 マニジュ 痛快だ。 苦い現実 招いた現実 すべて我々が受け入れよう だから 未来には 我々が希望を伝えよう そう言われた気がして。 マニジュ 痛快だ。
Y.TAWA Expand excerpt manijuとは?…アルバムを聴くまで、何だろうと思っていた。今日、梅雨明けと共に放たれたアルバムをリピートして聴き込む。でも、よくわからない。テ... manijuとは?…アルバムを聴くまで、何だろうと思っていた。今日、梅雨明けと共に放たれたアルバムをリピートして聴き込む。でも、よくわからない。テーマは聴いた人たちそれぞれで。マニジュもそれぞれのマニジュか。とても、音がいいなとまず思った。地に根ざした音作り。スゴイな、コヨーテバンド❗改めて実感。そしてポップな仕上がり。確かに…でもこのポップさはただの明るく楽しくだけ感じさせるポップでないことはすぐわかる。今、巷では何と言うか、カンタンに人生を肯定するような曲が流行っているなあと思う。それでよしと聴かれる人はそれでいいのだが、こんなマニジュのような時にはイタミを感じる、でも大丈夫と本当に言ってもらえる音楽をやっぱり聴いていきたい。これからも色々思うアルバムです。
Mitsu Expand excerpt ずっと車で聴いてます。佐野さんの音楽はどれも移動しながら聴くと良い。 本作は特にそんな気がします。一曲目から最後まで45分間ご機嫌なバンドサウ... ずっと車で聴いてます。佐野さんの音楽はどれも移動しながら聴くと良い。 本作は特にそんな気がします。一曲目から最後まで45分間ご機嫌なバンドサウンドと時代をジャナールした言葉たちに包まれて物理的に精神的に今いる現状から移動している感覚になります。二マジュは通して聴きたい、聴かなきゃいけないアルバムになっています。 「あの人」が何者で「あの人」がどんな企みを持ってやって来ても大丈夫だぜ!「もう心配ないよ」と佐野さんは結ぶ。 肩からスッと力が抜けたような来ましました。 体にも心にも良いドラッグを見つけた感じです。
もへぇ Expand excerpt 日に日に自由が奪われていく狂った政治的状況で、真の芸術家が言いたいことを言いながらも自分の身の安全を守るためには、表現を抽象的で難解なものに... 日に日に自由が奪われていく狂った政治的状況で、真の芸術家が言いたいことを言いながらも自分の身の安全を守るためには、表現を抽象的で難解なものにしていくしかない。佐野さんは直接的な表現を避けながらも、言葉の鋭さを増していく。そんな曲たちの中で「朽ちたスズラン」は、「もうこれ、安倍晋三のことですよね」と言いたくなるような内容。音楽的にはジョージ・ハリスンを至る所で感じました。
caffellattecat Expand excerpt 彼のアルバムは一言で表現するのが難しい。目一杯愛に溢れているかと思えば、怖いくらい辛辣な歌もある。全く見当がつかない。でも聴くと相変わらずの... 彼のアルバムは一言で表現するのが難しい。目一杯愛に溢れているかと思えば、怖いくらい辛辣な歌もある。全く見当がつかない。でも聴くと相変わらずの彼の声だ。ホッとする反面、不安にもなる。彼の心を察するのは容易くないが、詩を自分に跳ね返らせてみる。しかし彼を越える結論など出るはずもなく、全てはこのマニジュに凝縮されている。この歌に込められた想いに自分は何が出来るかを一生懸命模索する。 若い人に向けたアルバムだと言うが、もう子供には戻れない。10代で佐野元春を知った。80年代に出した歌も刺激的で色褪せず不可欠な存在だ。 不要な物に溢れた現代だが、本当に必要な物がこうやって確実にある。それを知ってもらいたい。
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