Someday

サムデイ
Someday
レーベル：Epic Records
商品番号：ESCB1322
発売日　：1982.05.21
価　格　：￥2,854（税込）

曲目リスト			TIME	歌詞	コード譜	聴く

	1.	シュガータイム	4:13
	2.	ハッピーマン	3:45
	3.	ダウンタウンボーイ	3:51
	4.	二人のバースディ	4:38
	5.	麗しのドンナ・アンナ	3:08
	6.	サムデイ	5:23
	7.	アイム・イン・ブルー	4:17
	8.	真夜中に清めて	3:52
	9.	ヴァニティ・ファクトリー	3:47
	10.	ロックンロール・ナイト	8:32
	11.	サンチャイルドは僕の友達	1:39
※楽曲の試聴にはQuickTimeが必要です。

　解説

佐野元春がデビュー当初から追いかけてきた“荒廃した都市の中に息づくイノセンス”というテーマが、ひとつの完成を見た作品。自分でプロデュースした最初のアルバムでもある。“日本のポップ・ミュージック界の、意欲と才能にあふれた革新者”という佐野に対する高い音楽的評価は、ほとんどこのアルバムによってもたらされた。日本のロック史に燦然と輝く名曲「Someday」と、ロック世代の成長をテーマにしたバラッド「Rock&Roll Night」。この2曲は、汚れのない夢や希望を謳歌した初期の作品よりも深い、人生の悲しみへの洞察にあふれ、無邪気さが経験を積んだ状態を見事に映し出している。元春サウンド、初期の傑作。

　 Moto's Note

プロデューサー／エンジニア、吉野金次とのレコーディングが楽しかった。「Rock&Roll Night」という曲では、雄大さをだすために、かなりエコーを使った。けれど、どうしてもいいかんじのエコーが得られなかった。吉野金次はさんざん考えたあげく、深夜のビルに響く残響を録音してオリジナルトラックに付け加えた。それは自然なかんじでうまくいった。説明するのはむずかしいが、ちょっと普通では思い付かない、イカシタやり方だった。それ以来、僕はこころから彼を尊敬している。