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rusty |
雨模様の水曜日。カシミアのコートにシャネルのチャンス。シニシズムのレストランを出た彼女は、ボストン・バッグを右手にさげて、ハチバン・ゲート... 雨模様の水曜日。カシミアのコートにシャネルのチャンス。シニシズムのレストランを出た彼女は、ボストン・バッグを右手にさげて、ハチバン・ゲートに向かう。ヴィジターズ。パッセンジャーズ。誰もが襟を立てて、ここを通り過ぎていく。彼女はどこにでもいける。しかし彼女はどこにもたどりつけない。
12編の物語に耳を傾ける。あのラインが、このフレーズが、かつて彼が書いた歌たちに僕を誘い出す。しかしそれはノスタルジアを意味してはいない。かつていた場所を確認しつつ、現在について、彼は歌っている。経過していく時間、変化していく景色のなかで、「ただ素朴な生に絶望しない」だけの、反抗を続けていこう。
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tonton |
アルバム「Blood Moon」感想を表わそうとすると心がざわざわしてビートが波打ってカッコイイギター音に心が揺さぶられます。なかでも「キャビアをキャ... アルバム「Blood Moon」感想を表わそうとすると心がざわざわしてビートが波打ってカッコイイギター音に心が揺さぶられます。なかでも「キャビアをキャピタリズム」が凄いです。最上級に幸せな気持ちです。 |
しげちゃん |
大人でクールなロックアルバムだなぁ、と感じた。巷にあふれる音楽は、早いテンポで言葉数も多い。それはそれでいいんだけど、このアルバムは、実にク... 大人でクールなロックアルバムだなぁ、と感じた。巷にあふれる音楽は、早いテンポで言葉数も多い。それはそれでいいんだけど、このアルバムは、実にクールだ。10言いたいところを、8か9ぐらいに抑え、そして、12まで持っていく、みたいな。こういう音楽を作れるは、やっぱり元春。元春の音楽に出会えて、本当によかった。
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アルベール |
境界線が特にいいですね。イントロのはずむようなベースに明るくリリカルなタッチのピアノの旋律とはじまりを予感させるようなオルガンのフレーズ・・... 境界線が特にいいですね。イントロのはずむようなベースに明るくリリカルなタッチのピアノの旋律とはじまりを予感させるようなオルガンのフレーズ・・・最高です。
そして、この曲は佐野さん35年にして、本当のたびだち=出発をたからかにうたった曲でもあるような。きくたびに鼓舞されます。もうこわいものはなにもないですね。PVのへんなダンスもおちゃめで笑いました。ライブでは、コレもちろんみんなでやりますよね。ライブのときだけじゃなく、いろんなところでみんなでコレやるとおもしろいかも。ツアー群馬にもぜひきてください。 |
泉山商事 |
元春史上、最も痛みにあふれ、最も心に突き刺さってくる一枚だと思います。余計な言葉はなく、歌詞ひとつひとつが、今、本当に必要だから歌われている... 元春史上、最も痛みにあふれ、最も心に突き刺さってくる一枚だと思います。余計な言葉はなく、歌詞ひとつひとつが、今、本当に必要だから歌われているのだという感じがします。Coyote Bandは更にグルーヴ感を増し、元春の歌と一体化して、音と言葉の塊が、私の心を揺さぶります。何度も聞いていますが、聞くたびに新たな発見や違った解釈が頭に浮かび、改めてすごく深いアルバムだなぁと思います。Liveでは元春&Coyote Bandのパフォーマンスももちろん楽しみですが、今度はどんな感じ方をするのか、自分自身の心の反応も楽しみです。 |
taka40 |
Blood Moonをアナログ盤で聴いています。いやはや、素晴らしい音ですね。それぞれの楽器の音の存在感が凄い。音量が小さくても音の厚みが伝わってくる... Blood Moonをアナログ盤で聴いています。いやはや、素晴らしい音ですね。それぞれの楽器の音の存在感が凄い。音量が小さくても音の厚みが伝わってくる。耳にではなく、体の奥に直接届く感じ。普段はiPodで聴いているんだけれども、アナログ盤には勝てないなあ。ここ数年の元春のレコードはいろんな意味での音質が凄い。楽曲は勿論ですが。
「空港待合室」のイメージの豊かさはハンパないです。 |
shu-1 |
初聴したときに「地味なアルバム」だなと思った。
翌日に再聴したら「味なアルバム」に変わっていた。
今回の佐野さんは詩人の方が強く出てるのかも。... 初聴したときに「地味なアルバム」だなと思った。
翌日に再聴したら「味なアルバム」に変わっていた。
今回の佐野さんは詩人の方が強く出てるのかも。
「言葉の音楽化。音楽の言葉化」
確かにそんなアルバムだ。
しかし、佐野さんはどこまで進化するんだろうか。 |
WILDネコ |
アルバム「BLOOD MOON」の中に70年代フィリーサウンドを想わせる僕好みのスイートソウルな一曲があった。「新世界の夜」♪「紅い月」でのコヨーテバ... アルバム「BLOOD MOON」の中に70年代フィリーサウンドを想わせる僕好みのスイートソウルな一曲があった。「新世界の夜」♪「紅い月」でのコヨーテバンドの演奏の力強さはどうだ。僕には完全なる希望の歌にしか聴こえないよ。こういう曲調でバンドの演奏能力の高さが証明される。グッと来る!そしてブルージーな「東京スカイライン」。陽炎のように立ち上る現在(イマ)の世界の変容。。出生地への思慕の心も擽られた。。ソウル、ブルース、ロック、ラップ、、音楽の系譜を感じて僕の聴いて来た音世界が繋がって行く、拡がって行く幸福。この夏にもらったココロ揺さぶるプレゼントに「ありがとう」。 |
take68 |
初めてアルバムを通して聴いたとき、たしかに違和感があった。
歌詞があまりにも先鋭的な感じがして、スッと入ってこなかったのだ。
しかし先日、FM ... 初めてアルバムを通して聴いたとき、たしかに違和感があった。
歌詞があまりにも先鋭的な感じがして、スッと入ってこなかったのだ。
しかし先日、FM COCOLOに元春が出演した際の(DJ田家秀樹さん曰く)「とんがった元春」の声を聞いて、この時代にこのアルバムは必然なのだろうと考えるようになった。
「今の時代に言いたいことがないことのほうが不思議な気がする!」
われわれも(小さな声かもしれませんが)今この世界に、声をあげ続けないといけない、それを再認識させてもらえました。 |
カプチーナ |
夢は破れて
すべてが壊れてしまった。
そんな世界絶対にイヤだ。
今ここでまともでいれますように。
佐野さんとコヨーテバンドの音が体の分子の間を... 夢は破れて
すべてが壊れてしまった。
そんな世界絶対にイヤだ。
今ここでまともでいれますように。
佐野さんとコヨーテバンドの音が体の分子の間を通り抜けて
浄化してくれるよう。 |
gohan |
穏やかに優しく 軽快に 何かを振り払う風のように 強く熱く 佐野元春は今も疾走し続けていると感じます。
「優しい闇」から「空港待合室」までの流... 穏やかに優しく 軽快に 何かを振り払う風のように 強く熱く 佐野元春は今も疾走し続けていると感じます。
「優しい闇」から「空港待合室」までの流れが特に好き。カッコいい。
そう、私もどこにいようと何をしていようと声には出さず黙っている時も、どんな時でも、心は大切な君を想っている。と言いたいです。
横で一緒に聴いていた息子は「誰がマトモに聞くもんか」のところが、まずは気に入ったようです(笑) |
soul-mate |
子供の頃,夏の日に暑いと騒いでいたら母にこう叱られた.「暑いと言うから暑くなるのよ」.しかし,本当に我慢できないときにはもう声は出ない.何と... 子供の頃,夏の日に暑いと騒いでいたら母にこう叱られた.「暑いと言うから暑くなるのよ」.しかし,本当に我慢できないときにはもう声は出ない.何とか絞り出された声も,今では街のノイズとしてクレンズされる.まともとは何であるのか.大勢に合わせて必死に積み木のバランスをとることか?しかしそれでは何処にも行けない.彼は落伍したのか?それとも解放されたのか?いずれにせよ周りからは変わり者扱いされるだろう.問題は彼ではなく,彼のことが視野に入った男女だ.2人はどうするのだろう.彼に近づき痛みを分かち合うか?しかしそれは自分の積み木を崩すことを伴うだろう.役人のように口先だけであとは見て見ぬ振りをするかもしれない.笑うにはまだ早すぎる.泣くにはもう遅すぎる.半端な絶望が「希望」を騙る. |
ムーンハート |
なぜかZOOEYの時もそうだったけど、今立ってる自分と
同じ境地、気持ちをびっくりするほど再現してるという
曲があるんですね。その曲は”境界線”な... なぜかZOOEYの時もそうだったけど、今立ってる自分と
同じ境地、気持ちをびっくりするほど再現してるという
曲があるんですね。その曲は”境界線”なんですけど、
今FM802に佐野さんが出てる!という情報をしり、慌ててラジオをつけたらまさしく”境界線”が流れてきて。。
あまりの偶然に涙してます(笑)
今、自分の好きな仕事を続けてきて、その仕事を自分なりにステップさせて新しい境地にチャレンジしようとしてます。自分中心だったところから、いかに人のために、人に喜んでもらうためにと考え抜いた結論なのですが、この曲聞いてもう一歩踏み出すために、肩を押された気持ちがしました!!頑張ります。夢を追いかけてる息子がいますが彼にこのアルバムを紹介したら、やはりこの曲に感動したと!!老若男女関係なく心に響く曲ってすごいなと思います。 |
これはある種のラクガキ |
私は今、もの寂しげな夏休みの大学図書館で、
このアルバムを聴いている。
彼を、父の書斎で知った。
私はいわば、そのような世代だ。
私の精神には... 私は今、もの寂しげな夏休みの大学図書館で、
このアルバムを聴いている。
彼を、父の書斎で知った。
私はいわば、そのような世代だ。
私の精神には、常に無人称のリツイートが絡みついている。
境界線は、防御する間もなく「消されて」ゆく。
しかし、彼の律動は境界線を「越える」。
「越境」と「失境」。
『違う。私は、「君」を求めたい。』
思い立った私は、蔦の絡みついた校舎から、
32℃の東京へと生き急いでゆく。 |
POP-ID通信。 |
「紅い月」への返礼
佐野元春の2015年の新譜を聴く。
彼から手渡された表現のバトンをリアルタイムで消化しながら、
血肉として納得ができる言葉を書... 「紅い月」への返礼
佐野元春の2015年の新譜を聴く。
彼から手渡された表現のバトンをリアルタイムで消化しながら、
血肉として納得ができる言葉を書き留めた断片を繋いで「紅い月」への返礼としたい。
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慈悲の涙が糸となり
奈落の底へと降ろされた
気づけるかは人次第
掴めるかは人次第
誰も世話なんかしてくれない
誰も暇なんか持ち合わせちゃいない
人任せの行動が世界を滅ぼしていく
破れた帆を掲げた馬鹿げた後悔が続く
人生に墓はない
人生に墓はない
燃え尽きる惑星の片隅で
滲む紅い月を見ていた
さよなら
さよなら
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心臓を針で突くような言葉
音楽がなければ氷点下のような表現
コヨーテバンドが温めてくれた
プレゼントありがとう
プレゼントありがとう |